2012年03月09日

分析対象と分析軸の決め方

もしアンケートの取得の目的が、顧客に対する売上向上を目的とするなら、まずは「顧客」を中心にデータ分析を行うことを検討します。

※顧客中心の経営を目標にしているのに、分析するときに顧客に着目しないケースは実際によく見かけます。顧客中心で物事を進めるには、最初は顧客に焦点を当てることを推奨します。そうすることで自然と顧客中心の経営が実現できるようになります。

この場合の最初の分析対象は「顧客の人数」です。
具体的にはアンケートに答えた人数になります。

分析軸は以下のようなものが考えられます。

1.どのような属性の顧客か(性別、年齢層、職業など)
 これが顧客の基礎情報になります。
 これはある程度の塊単位(セグメント)でとらえることが普通です。
 たとえば、年齢は5歳か10歳刻みとします。

2.どこでこの製品・サービスを知ったのか
 広告や看板、知人の紹介、通りがかり等

3.来店した理由
 買いに来たのか、比較しに来たのか、単に情報収集か等

4.商品・サービスに対してどう思っているか
 気に入っている点、気に入らない点等

5.来店した結果どうだったか
 商品やサービスそのものや、得られた情報に対しての満足度

iPadアンケートシステムKURERUを使うと、アンケートを簡単に作成して、検討した分析対象と分析軸の効果を試すことができます。

posted by KURERU-BI at 10:14| データ分析 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月08日

iPadを使った段階的なアンケートと分析の進め方

データ分析によりビジネスメリットを追求するには、どんなデータをどのように分析するかがカギになります。

とは言え、あまりにも大量のアンケートを顧客から取得するのは大変ですし、するべきではないことも事実かと思います。

そこで、アンケートの取り方と分析を行う方法は試行錯誤しながら進める手法が望ましいことになります。

お勧めは次の3段階で進める方法です。

●第1段階:有用な情報を探す

仮説をもとに、いろいろなアンケートを取得、さまざまな軸で分析を行い有用な情報を探します。

●第2段階:情報提供を試行

情報の利用者(経営層や各セクションの担当者・責任者)に情報を提供し、課題が解決されるかを確認します。

ここで有用な結果が得られなかった場合は、次の段階には進まず第1段階へ戻ります。

●第3段階:仕組み化

価値のある情報の提供方法が明らかになったら、安定的に提供する仕組みを構築します。(仕組化が不要なケースもあります。)

どのような仕掛けにするかは情報と望ましい提供方法によって異なるのが普通です。リアルタイム性が重要な情報なのであれば、スマートフォンでいつでも状況を見れるようにすることを検討すべきですし、アナリストの助言を含むレポートが必要なのであれば、それを配布する仕掛けを構築します。

これらの3段階をスムーズに進めるためにはiPadアンケートシステム KURERU (クレル)が便利です。KURERUでは第1段階に必要な以下の作業が簡単に行えます。
・アンケートをすぐに作成・変更
・iPadでアンケートを実施
・Webでリアルタイム集計
・Excelでクロス集計

iPadアンケートシステム KURERUのサイトはこちら

段階的なアンケートの進め方.png
*** クリックすると拡大します。 ***
posted by KURERU-BI at 16:34| データ分析 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする